Japan GX Group
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課題の所在:脱炭素経営における「データの可視化」の欠如

多くの日本企業において、脱炭素へのコミットメント(意図)と実際の進捗(結果)の間にギャップが生じています。その根本原因は、排出量を正確かつタイムリーに把握するためのデジタルインフラの未整備にあります。環境負荷を定量的な経営数値として捉える仕組みが欠落していることが、実効性のあるGXを阻害する最大のボトルネックです。

2

アナログプロセスの限界と経営判断のリスク

現状のGHG(温室効果ガス)排出量管理は、表計算ソフトや紙媒体によるマニュアル集計に依存しており、以下の構造的な課題を抱えています。

  • 情報の遅行性(Latency): リアルタイムでの現状把握が困難であり、経営判断のスピードが市場の変化に追いつかない。
  • 粒度と精度の不足: 概算値による管理では、具体的な削減施策(ホットスポットの特定)に落とし込めない。

財務会計と同様、炭素会計(カーボンアカウンティング)においても、精緻なデータに基づかない戦略策定は経営リスクとなります。

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ソリューション:データドリブンによる環境・経済価値の同時最適化

「環境適合」と「経済合理性」のトレードオフを解消するためには、DXによるプロセス革新が不可欠です。システムによるデータ収集・算定の自動化は、単なる工数削減ではありません。

排出量データをリアルタイムで可視化し、オペレーションの無駄(エネルギーロス等)を即座に特定・是正するPDCAサイクルの高速化を実現します。これにより、コスト削減と環境負荷低減の同時達成が可能となります。

4

戦略的示唆:「守り」から「攻め」のGXへのパラダイムシフト

DXを梃子(てこ)にしたGXの推進は、コンプライアンス対応(守り)の域を超え、以下の競争優位を確立する「攻め」の戦略へと昇華されます。

  • オペレーショナル・エクセレンス: 製造ラインやサプライチェーンのデータ連携による、エネルギー効率と生産性の極大化(スマートファクトリー化)。
  • 企業価値(Valuation)の向上: トレーサビリティの確保されたクリーンな製品データの開示による、投資家・顧客からの信頼獲得およびブランドプレミアムの創出。

Mission: 環境と経済の「二項対立」の解消

日本GXグループが目指す『Green Transformation』の定義は、「GHG排出量削減や資源循環を通して、環境と経済の両立を目指すための変革」です。 従来、環境保護活動は企業の利益追求とは相反するコスト要因と見なされがちでしたが、JGXはこの二項対立を技術によって解消しようとしています。

可視化と削減
Mitigation

スコープ1・2・3の精緻な算定を通じて、削減すべきホットスポットを特定し、無駄なエネルギーコストを削減する。

資源循環
Circulation

廃棄物を資源として再定義し、サーキュラーエコノミーのモデルを構築することで、調達コストの抑制や新規事業の創出を図る。

価値創出
Value Creation

削減努力を「カーボンクレジット」として資産化し、市場で売却することで直接的な収益を得るモデルを確立する。

About Us

会社基本情報

会社名日本GXグループ株式会社 (Japan GX Group Co., Ltd.)
略称JGX
設立2023年4月14日
資本金1億8,450万円(資本準備金・新株予約権を含む)
代表者共同CEO 吉岡 賢史 / 共同CEO 細目 圭佑
所在地〒104-0032 東京都中央区八丁堀3-16-6 東八重洲プレイス B1F
役職員数12名(受入出向者2名を含む ※2025年度資料時点)
グループ会社株式会社日本GX総合研究所(100%完全子会社)
認証取得ISO 27001(情報セキュリティマネジメントシステム)
保有特許特許第7598185号:Jクレジットの個人等取扱活用方法 特許第7648262号:クレジットの予約権取引仲介装置

組織構造とグループ経営体制

JGXグループは、持株会社的な機能を持つ「日本GXグループ株式会社」を頂点とし、機能別に分社化された効率的な組織構造を有しています。

日本GXグループ株式会社
(JGX)

役割グループ全体の経営戦略策定、およびDX・システム開発事業の中核。
機能大規模基幹システムの刷新、新規開発、JCXの開発・運営。エンジニアリングリソースを集約。
資本政策累計約2.1億円の資金調達を実施し、財務基盤を強化。

株式会社日本GX総合研究所
(JGXRI)

役割GXコンサルティング事業に特化した100%子会社(2025年2月設立)。
機能GX戦略立案、GHG算定、環境情報開示支援、クレジット創出・運用支援。
代表共同代表:小川祐一郎、鳥井要佑。実務と研究の両輪体制。

日本カーボンクレジット取引所
(JCX)

役割カーボンクレジット取引のためのプラットフォーム。
機能法人・個人向けクレジット売買。「板寄せ・ザラバ方式」によるリアルタイム取引で透明性と流動性を向上。

沿革

2023.04
会社設立

GX市場の黎明期において、システムとコンサルティングの融合を掲げ創業。

2023.05
「サステナブルトゥデイ」リリース

GXコンサル事業開始。

2023.06
シードラウンド資金調達

5,000万円を調達し、JCXの開発を加速。

2023.09
「日本カーボンクレジット取引所(JCX)」法人版リリース

創業から半年で金融インフラとなる取引所システムをローンチ。

2024.04
累計資金調達額が2.1億円へ到達

事業拡大に伴う追加調達を実施。

2025.01
JCXモバイル版(個人向け)リリース

特許技術を活用し、一般消費者がカーボンクレジット取引に参加できる環境を整備。

2025.02
「株式会社日本GX総合研究所」へ事業移管

GXコンサル事業を分社化。

Team

吉岡 賢史
Co-CEO

吉岡 賢史

共同CEO

大手金融機関や物流会社の基幹システム刷新プロジェクトをリード。システムアーキテクチャのプロフェッショナル。

細目 圭佑
Co-CEO

細目 圭佑

共同CEO

宮崎大学准教授や岡山大学客員研究員を兼任。アカデミアと地方創生への深いネットワークを持つ。

小川 祐一郎
JGXRI Co-CEO

小川 祐一郎

日本GX総研 Co-CEO

製造業向けのDXコンサルタント出身。工場の現場(OT)と経営管理(IT)の両方を理解する。

鳥井 要佑
JGXRI Co-CEO

鳥井 要佑

日本GX総研 Co-CEO

東京大学の研究員として環境分野の最先端研究に従事。科学的根拠に基づく知見を提供。

桑原 大輔
CFO

桑原 大輔

CFO

金融機関でのアセットマネジメント業務経験に加え、ISO検証員の資格を有する。

関 裕一朗
CTO

関 裕一朗

CTO

製造業・サービス業のITシステムクラウド化を10年以上経験。JCXの基盤開発・運用を統括。

保有資格・専門性

炭素会計アドバイザー (6名)ISO14001審査員補 (2名)ISO27001審査員補 (1名)行政書士 (1名)AWS Certified Professional (2名)AWS Certified Associate (2名)

Access

本社 (JGX)

〒104-0032
東京都中央区八丁堀3-16-6 東八重洲プレイス B1F

JR京葉線・東京メトロ日比谷線「八丁堀駅」B1/A3出口 徒歩2分

都営浅草線「宝町駅」徒歩7分

日本GX総研 オフィス

〒104-0032
東京都中央区八丁堀4-8-1 八丁堀ファーストスクエア 4F

東京メトロ日比谷線・JR京葉線「八丁堀駅」A3出口 徒歩1分