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実務型プログラム

カーボンニュートラル実践講座

カーボンニュートラル実践講座は、脱炭素経営を具体的な行動に移すための実務型プログラムです。温室効果ガス排出量の算定、Scope1・2・3の整理、削減目標の設定、省エネ・再エネ施策の検討、社内推進体制づくり、取引先・金融機関・行政への説明対応までを体系的に学びます。

形式
全8回・各90〜120分
対象
実務担当者〜推進責任者
設計
半日型・1日型・伴走型に再構成可
成果
実践計画・ロードマップ作成
Purpose

抽象的な目標を、自社で実行できる取り組みに変える

本講座の目的は、カーボンニュートラルを「何をすればよいかわからない抽象的な目標」から、「自社で実行できる具体的な取り組み」に変えることです。

排出量の見える化、削減余地の発見、施策の費用対効果、社内合意形成、外部への説明までを一連の流れとして学び、受講後にすぐ着手できる実践計画を作成します。

カーボンニュートラルに向けた具体策を検討している企業・団体

温室効果ガス排出量の算定を始めたい担当者

Scope1・2・3の整理や取引先対応が必要な企業

省エネ・再エネ・設備更新を検討している事業者

経営企画、サステナビリティ、総務、製造、調達、営業部門の担当者

金融機関、自治体、支援機関として企業の脱炭素化を支援する方

Learning Goals

到達目標

単なる知識習得ではなく、自社・自組織の排出源を把握し、削減に向けた優先順位と実行計画を作成できる状態を目指します。

カーボンニュートラルの考え方を自社の経営課題として説明できる

Scope1・2・3の基本を理解し、自社の排出源を分類できる

排出量算定に必要なデータを整理できる

削減施策を短期・中期・長期に分けて検討できる

省エネ、再エネ、燃料転換、調達改善などの選択肢を比較できる

社内推進体制と実行ロードマップを作成できる

取引先や金融機関に対して、自社の取り組みを説明できる

Course Design

講座の特徴

排出量算定から削減施策、社内推進、外部説明まで、脱炭素経営を動かすための実務に重点を置きます。

算定から削減計画まで一気通貫

排出量の見える化だけで終わらせず、削減目標、施策選定、ロードマップまで接続して学びます。

初めての担当者にもわかりやすい

CO2e、排出係数、Scope分類など、実務でつまずきやすい専門用語を丁寧に整理します。

自社データに置き換えるワーク重視

拠点、部門、設備、請求書、活動データなど、自社で集めるべき情報に落とし込みます。

Scope3と取引先対応まで扱う

Scope1・2に加えて、サプライチェーン排出量や取引先アンケートへの対応も扱います。

実行施策を具体化

省エネ、再エネ、設備更新、燃料転換、物流・調達改善など、実行可能性を比較します。

社内説明に使える成果物を作成

受講後に経営層、現場、取引先へ説明できる実践計画とメッセージを整えます。

Program

標準プログラム

全8回、各回90〜120分を想定。社内研修、集合研修、自治体・商工団体向け講座として、半日型・1日集中型・複数回伴走型への再構成も可能です。

Format

半日型・1日集中型・複数回伴走型など、目的と受講者層に合わせて調整できます。

第1回

カーボンニュートラルの全体像

カーボンニュートラルとは何か、企業や地域にどのような影響があるのかを整理します。気候変動対応、エネルギー価格、取引先要請、金融機関の評価、採用・ブランド形成など、企業経営との関係を学びます。

カーボンニュートラルの基本概念
脱炭素、低炭素、GXとの関係
企業に求められる対応の変化
なぜ排出量の把握が必要なのか
カーボンニュートラルを経営戦略として捉える視点
第2回

排出量算定の基礎

温室効果ガス排出量を算定するための基本を学びます。排出活動量、排出係数、CO2換算、算定範囲など、実務で必要となる考え方を整理します。

温室効果ガス、CO2e、排出係数の基本
排出量算定の基本式
算定対象範囲の決め方
拠点、部門、事業単位での整理方法
データ収集時の注意点
算定前に整えるべき社内情報
第3回

Scope1・2の算定実務

自社で直接管理しやすいScope1・2を中心に、燃料、電力、熱、蒸気などの使用量をどのように整理するかを学びます。請求書、使用量データ、設備情報など、実際に集めるべき資料を具体化します。

Scope1:燃料使用、社有車、ボイラー、空調、フロン漏えいなど
Scope2:購入電力、熱、蒸気など
電力使用量・燃料使用量の集め方
拠点別・部門別の集計方法
月次管理と年次報告の考え方
算定結果の見方と改善ポイント
第4回

Scope3とサプライチェーン対応

自社の外側で発生する排出量であるScope3について学びます。原材料、物流、出張、通勤、廃棄物、販売製品の使用・廃棄など、どのカテゴリが自社に関係するかを整理します。

Scope3の15カテゴリの概要
自社に関係するカテゴリの見極め方
取引先から求められる排出量情報への対応
調達・物流・廃棄物データの整理
初年度にどこまで算定すべきか
精緻化よりも継続改善を重視する考え方
第5回

削減目標とロードマップの作成

排出量を把握した後、どのような目標を設定し、どの順番で削減施策を進めるかを学びます。短期的に着手できる省エネ施策から、中長期の設備投資・再エネ導入まで、現実的なロードマップを設計します。

削減目標の設定方法
基準年、目標年、削減率の考え方
短期・中期・長期施策の整理
削減効果、コスト、実現難易度の比較
投資判断に必要な視点
カーボンニュートラル実現までの道筋づくり
第6回

削減施策の実践

具体的な削減施策を、設備・運用・調達・エネルギー契約・業務改善の観点から学びます。自社に合う施策を選び、費用対効果や実行可能性を検討します。

省エネ:照明、空調、断熱、コンプレッサー、生産設備
運用改善:稼働時間、待機電力、温度設定、点検管理
再エネ:自家消費型太陽光、PPA、再エネ電力メニュー
燃料転換:重油・ガス・電化・水素等の基本
物流・調達・廃棄物の改善
削減施策リストの作成
第7回

社内推進体制と外部説明

カーボンニュートラルを継続的に進めるための社内体制づくりを学びます。経営層、現場、管理部門、営業、調達などの役割を整理し、取引先・金融機関・行政への説明に使える情報発信の方法を検討します。

推進責任者と関係部門の役割
経営層への説明資料の作り方
社内協力を得るための伝え方
取引先アンケート・調査票への対応
金融機関・補助金申請時に求められる情報
HP・会社案内・営業資料での発信ポイント
第8回

自社カーボンニュートラル実践計画の作成

講座の総仕上げとして、自社の現状、排出源、削減施策、推進体制、初期アクションを整理し、実践計画を作成します。講師からのフィードバックを通じて、受講後すぐに動ける計画へ落とし込みます。

自社排出源の棚卸し
算定に必要なデータリスト作成
優先施策の選定
削減目標の仮設定
推進体制案の作成
3か月・6か月・1年のアクションプラン作成
受講者発表と講師フィードバック
Outputs

成果物

講座終了時には、算定・削減・推進・説明に使えるアウトプットを持ち帰れます。

受講者は、自社の排出源、必要データ、削減施策、推進体制、実行アクションを整理し、社内説明や取引先対応に使える形へ整えます。

自社排出源整理シート
Scope1・2・3分類表
排出量算定に必要なデータ一覧
削減施策候補リスト
削減施策の優先順位表
カーボンニュートラル推進体制案
3か月・6か月・1年アクションプラン
社内説明用メッセージ案
脱炭素経営を実行に移す

自社の排出源を把握し、削減に向けた実践計画をつくる

社内研修、集合研修、自治体・商工団体向け講座など、目的と受講者層に合わせて内容を再設計できます。