
2026年2月18日(水)、株式会社日本GX総合研究所(以下、当社)は、 東京・大手町の「0 Club」にて、対話型イベント 「GXよこぐしダイアログ:エネルギーGXのビッグビジョンを考える」を開催いたしました。
当日は、当社所長の鳥井要佑がモデレーターを務め、 自然エネルギー財団の山東晃大氏(洋上風力)、 大阪大学大学院の藤原悠氏(原子力)、 Hydrogen to Xの重政海都氏(水素)をお招きしました。
異なる専門領域を牽引するスペシャリストたちと、 次世代を担う学生・社会人の参加者が一堂に会し、 会場は「エネルギーの未来を共に描く」という熱気に満ち溢れました。
開催の背景:なぜ今「よこぐし」の対話が必要なのか
2050年のカーボンニュートラル実現に向け、社会構造の変革が急務となっています。 しかし、これまでは太陽光、水素、風力といった各トピックが個別に議論され、 領域間のシナジーや、社会全体を俯瞰した「大きなビジョン」が描きにくいという課題がありました。
今回のダイアログは、こうした専門領域の壁を取り払い、 異なる知見を「よこぐし」で刺し通すことで、机上の空論ではない、 実際のプロジェクトとして社会を動かす「実装」のきっかけを作ることを目的に企画されました。
専門家プレゼンテーション:各領域の最前線から見える未来
プレゼンテーションでは、洋上風力・原子力・水素という、 日本のエネルギー転換を支える3つの重要領域について、 それぞれの専門家から最新動向が共有されました。
各分野の第一線で活躍する登壇者の口からは、単なる現状解説にとどまらず、 それぞれの領域が抱えるリアルな課題と、それを乗り越えた先にある「可能性」が提示されました。 会場全体に「多角的な視点からエネルギーを捉え直す」ための土台が築かれました。
トークセッション / 質疑応答:専門知を掛け合わせ、社会実装の道筋を描く
後半のトークセッションでは、3名のスペシャリストが最前線で培ってきた知見と現場感覚を共有。 領域を横断する「よこぐし」の対話から、各分野のビジョンの共通点や相違点を浮き彫りにしました。
さらに、参加者からの熱心な質疑応答を交えたディスカッションへと発展。 再エネ普及の「ビッグビジョン」に向けた今なすべきアクションや、 大規模インフラと地域単位の地産地消といった「最適な規模感の模索」について、 深く議論が交わされました。
一律の正解を求めるのではなく、地域特性に合わせた役割分担の重要性を掘り下げる場面では、 会場全体が深く頷く様子が見て取れました。
ネットワーキング:未来を創る「新しいつながり」の第一歩
プログラムの最後には、登壇者と参加者が自由に交流するネットワーキングの時間が設けられました。 セッションの熱気をそのままに、会場の至る所で登壇者を囲んだ「車座」の対話が展開されました。
自身の専門領域や活動フィールドに今回の知見をどう応用できるかといった具体的な相談から、 所属を越えた連携のアイデアまで、限られた時間の中でも非常に密度の濃い意見交換が行われました。
登壇者が自身の経験を率直に語るフランクな空気感も相まって、 専門家と参加者の距離がぐっと縮まり、まさに「アイデアを机の上で終わらせず、 新しいつながりを作る」という本イベントの趣旨を体現する場となりました。
今後に向けて:対話から「社会実装」のフェーズへ
今回の「GXよこぐしダイアログ」は、大きなビジョンを描くための第一歩です。 日本GX総合研究所は、この場で生まれた繋がりやアイデアを風化させることなく、 参画するパートナー企業や大学、そして熱意ある個人と共に、 実際の社会実装プロジェクトへと昇華させてまいります。
次世代の主役たちが本気で挑戦できる場を提供し、 環境・エネルギー領域でのパラダイムシフトを共に加速させていく。 私たちはこれからも、対話の力を信じ、GXの未来を切り拓く先導役として走り続けます。
